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2011年7月 4日 (月)

SUPER 8/スーパーエイト

《原題:SUPER 8》 2011年 アメリカ 111分
2011年6月24日 日本公開


監督・脚本:J・J・エイブラムス 製作:スティーブン・スピルバーグ、ブライアン・バーク
出演:ジョエル・コートニー、エル・ファニング、カイル・チャンドラー 

Super8_2

『J・Jの”大作”風、インディーズ映画だよね、これ!』
(オチには触れない程度レビュー)

私の好き好き度 ( ̄ー ̄)ニヤリ

以下、2011年6月29日にYahoo!映画投稿後、筆を加えたものです。


この5は完全に私の「ツボ」刺激度。
くらいの評価が妥当だと思いますので、あしからず。
J・J の描く愛しきクズテイスト
「クズ」といっても私にとってはイコール
「本当にしょうもないwwwwwでも、好きよ♪」の作品のことを指します。

◆毎度のことだが、宣伝過剰

J・J×スピルバーグということで、CMも大作臭プンプン、
「感動しました♪」連発…あれはいただけない。
だいたい、どこがスタンドバイミー&ETで、今年一番の傑作なんだよ!(笑
あの感想が出るってことは、観てないですよね?!(

ただ、「予告」というのは、配給会社の良くも悪くもテクニック。
予告や宣伝文句までJ・Jやスピルバーグが考えた、
作ったというならば、「騙された!」と激怒もOK。
でも、本人たち、そんなところまで作ってませんもんね~

今回、お金がかかっている…という意味では「大作」を
作ったのでしょうけど、たぶんJ・J本人は大作意識が薄いような。
しかも、観客を騙そうなんて意識、皆無かも。

たぶん、そんなJ・Jのお遊び感覚ムービーの尻を叩くように
予告も作られたのでしょうね。あれまともに種あかししたら
動員は一部のマニアしか見込めなくなりそうですし(苦笑



◆J・Jの憧れ、そして、都市伝説

私はこの作品に、J・Jの変な余裕(笑)を感じます。
“自分のキャリアの走馬灯のような作品”にできて嬉しい…そんな風にも思えますし。

「製作総指揮」なんて、大抵、名貸しですし、スピルバーグもちょこっと
アイディア出した程度で、あとは好きにやらせた印象。
それに、毎度のことじゃないですか。スピルバーグ御大が「製作総指揮」なんて
名が挙がる度に、叩かれちゃうのって。
あれ、かわいそ~~
大きなスポンサーくらいに思ってあげないと。

さて…
J・Jは1966年生まれの45歳ですが、まさにスピルバーグ洗礼世代
自分が監督となり、ヒット作も出すことができ、そして、今の地位を掴んだ時、
こういった遊びの作品、しかも、スピルバーグ御大の許しも出た上での撮影、
そりゃーテンション上がるでしょうね。

たぶんストーリーは二の次で、「僕が観てきた映画」と「映画の中の少年たちは僕
というようなことが先立ったのかも。
でも、多くの観客は作品の盛り上がりと反比例してテンションが下がるでしょうね。
なんせあのエイリアンが…!

ただ、他の宇宙もの作品レビューでも書きましたが、私が大好きな都市伝説に
スピルバーグは宇宙人に会ったことがあり、「自分たちの映画を撮ってくれ」と
頼まれた
」というのがありまして、宇宙人がらみの作品は毎度この話を思い出します。

なんでも宇宙人曰く
いずれ姿を現した時に、人間が驚かないように、映画で慣れさせておいてね
とのことらしいのですが、それが本当だとしたら、
今回の「顔見せ程度」の登場が憎らしい(笑

変な話、スピルバーグがここ近年、宇宙人との友情ではなく、侵略者的な
描き方の作品に関わってることも、この伝説と照らし合わせると面白い。
「スピルバーグは人間劇が描けなくなった」なんて言われていますが、
いや~、もしかしてのもしかして、宇宙人からの何かメッセージが緊迫してんのかしら。
(……と、やや電波脳的発想でごめんなさ~い 笑)

「でも、自分も年をとってきたし、いっちょ、ここは若手に」…と、 
わたしゃー、一瞬、この啓蒙活動(?!)後継者にJ・Jが選ばれたのかと思いましたよ。
ただ、ラスト、あそこで終わっていれば、そう確信できたものの、
エンドロールの遊びで、後継者(?)ではないことを悟りました。
やっぱりJ・Jは、ただの映画好き野郎ですわ。

そんなこんなで、私にとってはエイリアンと少年のうんぬん…は、どーでも良く、
エイリアンはあくまでも「おまけ」と捉え、最後まで失笑&爆笑で楽しめました。
J・Jったら芸が細かくて面白すぎ。少年たちの部屋とかディティール細かすぎw



◆「懐古」ではなく「継承」

舞台が1979年なので懐かしさを感じる方、そして、70~80年代に流行った
映画を思い出す方、いろいろいらっしゃると思います。
でも、この作品、懐古ではなく、様々な映画のベタさの継承作品だと感じます。
キャラ設定にしろ、内容の展開にしろ、そして、散りばめられた映画関係者への
リスペクト。J・Jなりの「継承」という名の愛情かな。

ただ、難しいのは、こういった作品を「古臭い!」「ネタ切れ!」と
取る方もいらっしゃると思う。無理もないわ~ こんな話よくある訳だし。
「J・J?誰、それ、知らね!(゚Д゚)ハァ?」の方も世の中、ごまんといる訳ですから。

主人公ジョーのゾンビメイクテクニックも笑いました。
メイクはディック・スミスの本で覚えた」!
こんなの?!

Dickbook
↑実際に売ってるディック・スミス先生のmake up書籍。
↓これがご御大本人。

Dick

そして、ご自身のフィギュアと共に!似すぎwwwwwwwwwwwwww

Dick2

私がディックさんを知ったのは「アマデウス」('84)のサリエリのメイクです。
ホラーに関しては、私の映画盟友・玉吉さんのブログ「TAMALOG」をどうぞ!
ホラー、スプラッタ好きは、本当に一度訪れて頂きたい映画ブログです。
私も玉吉さんのおかげで、たくさんのゾンビ映画も勉強でき、
今回の小ネタを楽しむことができました。ありがとうございまーす

あと「ロメロ科学」だの、「ハロウィン」のポスターが貼ってあったりだの、
そして、あの爆弾大好き矯正少年は、将来のマイケル・ベイでしょうか(笑
爆弾好きすぎて吹いた!`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!

78~79年はロメロ監督の「ゾンビ」が世界で公開された時期ですし、
今回の子供たちのゾンビネタもそれにひっかけてるのかな。
アリスや矯正くんのゾンビ演技には笑わせてもらいました。あの白目ったらw


◆本編は上映開始110分から?!

この作品、すべてはエンドロールにあると思います。たぶんあれが本編
この作品に腹が立ったのか、エンドロールになった途端、立ち去る人たち多々。
しかし、「ん?!」と立ち止まって階段でこれ観てました。
で、笑って帰っていったという。
な~んか妙に和んじゃった。いいですよね、こういうオチ付きの作品も。

結局、これを撮りたいがための前座110分だったかも。
私自身はこういうシャレ大好きです。
こっちの列車爆破も絶対見ないと!
「Super8」というタイトルも、フィルムにかけてるとは思いつつ、
まさかこんなくだらないことにもひっかけていたとは…(略
要はJ・Jの「お祭り映画」なんですね。


とにかく、本当にストーリーはしょうもない部分多々。
でも、私、このストーリー自体も嫌いじゃない。
初恋、悪ガキ趣味仲間、父との絆…好きですよ。

ただ、「大作」「感動」の宣伝文句が似合わないし、謎解き物語でもなーい。
どうぞ期待は捨てて挑んで下さいな。

J・Jの贈る「俺色丸出し」作品♪BD出たら欲しいな!( ^ω^ )

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是非、ご覧くださ~い

  • 試写会が当たり鼻血ブー!wずっと待ち続けた甲斐がありました(涙)

我爱你!李 連杰!

今後もJet作品のBD化が増えること願ってます( ^ω^ )♪

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