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2011年7月22日 (金)

奇跡の旅

原題《HOMEWARD BOUND》 1993年 アメリカ 85分

監督:デュウェイン・ダナム  脚本:キャメロン・トンプソン
声の出演:マイケル・J・フォックス、ドン・アメチー、サリー・フィールド

3hiki2

『3匹が駆ける!大好きな家族に会うために!』
(ちょっぴり裏事情語りあり)

私の好き好き度 ( U ^ω^ )ワンワンっ(▼ ^エ^ )

以下、2011年7月16日Yahoo!映画投稿後、筆を加えたものです。


1961年の児童書ベストセラー「三匹荒野を行く」を
1963年に映画化したのがディズニー。

そんなディズニーが、30年後(93年)にリメイクしたのがこの作品。
7月15日にNHKBSで観たのですが、下手にCGに頼らない
アニマルアクターたちのガチンコぶりにびっくり!
「体を張った演技」の数々に感心するやら、心配になるやら、
そして、やっぱり泣かされるやらで、忙しい鑑賞となりました。

 

◆神々しいタイトルだけど、基本はギャグテイスト

飼い主一家の諸事情による引っ越し。
都会に行くため、一時的に知り合いの牧場に預けられた
ラブラドールレトリバーの「シャドウ」、
メリカンブルドッグの「チャンス」、
ヒマラヤンの「サシー」。


しかし、3匹にとっては人間の諸事情なんてまるで分からず、
「僕ら捨てられた!」「約束を破られた!」
いーや、私がいなくて絶対に困るはず!」と大騒ぎ。
カルフォルニアのシェラネヴァダ山脈を越えるための大冒険がスタートします。

「奇跡の旅」というタイトルは、確かに最後まで観ると
「うぉ~、なんと素敵な奇跡…(´;ω;`)ウゥゥ」
思わず涙がこぼれてしまうのですが、基本、3匹の道中のやり取りは
コントのよう。年老いたシャドウのリーダー力、バカ犬ワンワン♪の
チャンスの無鉄砲ぶり、それを見下す女王様猫サシーの毒舌…

あるピンチのシーンには、「スパイ大作戦」のテーマがBGMに使われ、
猫のサシーのスパイっぷりにアハハハハ。
また「犬vsピューマ(←犬から見ると「うわっ!大きなネコが来た!(汗)」)」も
面白かった!そういった遊び心溢れるシーンと、ドキっとさせられるほど真剣な
シーンの緩急が面白く、大人でも十分楽しめる構成となっていました。



◆3匹が喋るよ!

とは言っても、CGで動物の口が台詞通りパクパク動くわけではありませんが、
声を当てている3人のノリが素晴らしい!
マイケル・J・フォックス、ドン・アメチー、サリー・フィールド。
NHKのBSシネマはほぼ字幕版なのに、今回珍しく吹替え…なぜ?!
マイケルの軽快な声が聞きたくて、リモコンで英語吹替えに切り替えたものの、
英語が中途半端にしか分からず挫折wwww
でも、日本の声優さんのノリも楽しくって、ご家族で見るなら日本語もお勧めです。

それにしても、口が言葉に合っているわけでもないのに、被せられた声にグッと
くるのは、3匹の表情が素晴らしいからでしょう。訓練がよくされているのもあるけれど、
撮影時の監督たちの根気やカメラマンの腕にも感心しました。
犬や猫は人間を見抜く力がありますから、撮る方も生半可な気持ちや眼差しでは、
この作品は成立しなかったと思いますね~

ちなみに、マイケル・J・フォックスの名前を新聞で見た瞬間、
「飼い主役で出るんだ♪」と思い込んでいたのはナイショ(笑
でも、よくよく考えたら、この作品のアフレコやってる時期はちょうど病気を
発症してしまった頃。マイケルも今年で50歳なんですね。
彼がまた元気に飛び回る作品も観てみたいものです。



◆映画で動物を使うということ

さて、概ねこの作品に満足した私ですが、どこか没頭しきれない自分がいました。
3匹の演技はとても素晴らしいし、ラストも大好きな作品なのに。

何がビックリしたって、滝ツボにサシーが……おっおぉー( ̄Д ̄;;
今だったらVFXで処理できるシーンなのですが、あれ本気で流されてるでしょ?!
そして、明らかに後半に出てくるサシーが違う猫なんだけど…(爆

でも、動物映画は1つのキャラを数匹使って撮影するのもザラですし、
どうしても動物に負担をかけてしまう点は多々あることも承知。
それに、もちろんこの作品も「動物愛護団体の監視下において云々…」と断り書きが
ありますので、いろいろ撮影で工夫はされていたよう。

ただ、映画を長年見続けていると、撮影の妙な裏事情を知ることもあり、
それが良いような悪いような…今回、熱演する3匹を見ながらモヤモヤ。
いや~、3匹+数匹、痛い思いをしましたね~

でも、そんな時は自分が子供だった時のことを思い出せばいいのです。
80年代の動物映画なんてビックリするほどの過酷さ。
どー考えても数匹死んでるだろ!(汗)みたいなものがたくさんありました。

しかし、裏事情など知らなかった子供の私は、スクリーンの中の動物たちの迫力に
釘付けになり、「映画の中の出来事」と分かっていながらも何度も泣きました。
子供の心には、「目の前で頑張っている動物の姿」が何よりも大事なんですよね。
アニマルアクターは、人間の役者では伝えることのできないものを教えてくれるのです。

動物に演技させること自体を“虐待”とおっしゃる方もいるかもしれない。
でも、演技ができることはアニマルアクターと呼ばれる彼らの“才能”。
彼らにしか出来ないこと、伝えられないことを映画を通して
感じることが大事なのかもしれません。

子供が自分で気づくならいざ知らず、大人の方から「猫が変わった!」とか
口が裂けても言えない…( ̄З ̄)



また、3匹だけでなく、飼い主一家の行動や絆にもご注目。
「本当の家族になること」の難しさと素晴らしさに触れてみてください。
家族の心の変化も、この作品のひとつの売りだと思います。

動物たちが喋らず、淡々とナレーションで進む「三匹荒野を行く」もどうぞ♪

3hiki

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  • 試写会が当たり鼻血ブー!wずっと待ち続けた甲斐がありました(涙)

我爱你!李 連杰!

今後もJet作品のBD化が増えること願ってます( ^ω^ )♪

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