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2011年7月13日 (水)

シャム猫FBI/ニャンタッチャブル

《原題:That Darn Cat!》 1965年 アメリカ 116分

監督:ロバート・スティーブンソン 脚本:ザ・ゴードンズ
出演:ヘイリー・ミルズ、ディーン・ジョーンズ、ロディ・マクドウォール他

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『邦題見て避けないでニャ~~ン!』 (ネタバレなし)

私の好き好き度 ( ^ω^ )

以下、2011年7月12日にYahoo!映画投稿後、筆を加えたものです。


7月12日のNHKBSシネマで鑑賞。
「ニャンタッチャブルって、クリスティーナ・リッチの?」と頭にハテナ。
90年代に「誘拐騒動 ニャンタッチャブル」という作品がありました。

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「ニャンタッチャブル?!なんというタイトルセンス…」と思いながら結局借りず。
フムフム、どうも「誘拐騒動~」の元ネタが、この「シャム猫FBI~」らしい。

結局、いろいろ検索したものの、「シャム猫FBI」に関してのレビューは皆無に等しく、
Yahoo!映画でもまだ0件。備忘録を兼ねて投稿しておきます。

◆原題は「That Darn Cat!」(大したネコだ!)

全くもってどこがどう「アンタッチャブル」なのか…という感じですが、
一応、「FBI・ネコ・飼い主のお嬢さん」と「銀行強盗&誘拐犯」の駆け引きがメイン。
(※但し、全くスリルなし)

誘拐された銀行員がいる部屋に、シャム猫のDCが
たまたま入ったことで始まるドタバタ喜劇サスペンス。
もちろんDCは喋る訳でもないし、ただただ猫として、気ままに動いているだけなのです。
それに巻き込まれる人間たちの滑稽な姿を笑うお話。

笑いもベタですが、1965年の作品ですからね。
あの頃にしてみたら、「腹を抱えて大爆笑!」の斬新さだったかもしれません。
でも、今観ても「あはは、やっぱりそう言(行)っちゃうw」だの
「アホ(笑)」だの「おwwwやwwwくwwwそwwwくwww」だの、
大爆笑とはいかなくても、なんだか朗らかに笑っちゃうんです。

特にシャム猫DCと人間の絡みは、先が読めるのに笑ってしまいました。
ホント「大したネコだ!」。「ねこタクシー」の御子神さんのような存在感。
DCが映し出されると、人間が霞むほどです(笑

Cat1

↑足形を採ろうするFBI捜査官もこの通り。DCが一枚上手!

なんでもアニマルアクター界では、有名なネコちゃんらしいですよ。
あの冷静沈着、そして、人間をくったような演技力には脱帽。
猫好きなら萌えに萌えて燃え尽きそうなシーンも多々あり!
DCの真っ青な瞳も美しかったです。まさにサファイアみたい。



◆製作はディズニー。きっちり「ファミリー」しています

作品自体は116分なのですが、これ80分くらいにまとめられたら傑作だったのに!
ちょっと間延びするんです。登場人物が結構多いものですから。
しかし、「このシーン、この人物いらないんじゃない?!」と思っても、
最後にはそれぞれの人物にオチがきっちり付いているので、
結局は「いい映画だったなぁ~」とホワ~ンとしてしまう妙な魅力あり。

製作はディズニーなので、良くも悪くも「安心印」。
血も流れないし、人も死なない。もちろん動物たちも大切にされています。
逆に言うと「動物には勝てないわー!」と人間が思わず唸るような芸達者な動物多し。

でも、「サスペンス映画」と考えると、結末までが何の捻りもない感じなので、
「ファミリー映画」と割り切ってご覧になるのが良いでしょう。
起承転結の「承」が長すぎるのがちょっと残念。



◆役者陣、衣裳、小・大道具は魅力満載!ドライブインシアターも登場

DCの気ままな魅力は、作品を観て頂ければ一目瞭然ですが、
DCに振り回される役者陣もいい味を出していました。

50~70年代の役者さんたちって、役者として「顔が濃い」!(
特に喜劇系は「癖のある顔」が多く、今回も「もう忘れられない!」という
役者さんが何人かいました。

DCの飼い主であるパティを演じたヘイリー・ミルズも、美女ではないけれど、
あのチャーミングさは目が離せません。
FBI捜査官ケルソを演じたディーン・ジョーンズはまさに「二枚目顔」ですし、
ちょっとイカれた部分を持っているグレゴリー役には、ロディ・マクドウォール!
思わず「コーネリアスだ!」(猿の惑星)と声が出ちゃいました。
(「ヘルハウス」はビビリ屋なので、いまだに観てません)

DCのご近所夫妻も、ホームコメディでは欠かせないようなキャラで、
特に奥さんがやりすぎ(笑)。それをいつも止める旦那さん。
2人のシーンは常にブラック路線でしたし、この2人に関するオチが私は一番好きです。

そして、60年代のファッション、車、家具…思わず目がハート
でも、60年代にテレビのワイヤレスリモコンがアメリカにあったのが衝撃!
えっ……チャンネルは手で回さないの…か!

更には日本でも80年代から一時期流行った「ドライブインシアター」も登場。
アメリカでは1930年代からだそうで、ここでも歴史を垣間見た気分。
平成生まれの皆さんはもう分からないかもですね。
ひろ~~い敷地にスクリーンを設置して、車に乗ったまま映画を観るんです。
カーステレオで音を受信して楽しむという。

でも、90年代終わりからのシネコン普及や夜にしか上映できないことなど
いろいろ諸事情が重なり、2010年11月をもって日本のすべての
ドライブインシアターが閉鎖となったそうです。
でも、2010年まで続いてたことに逆に驚きー!Σ(・ω・ノ)ノ!

このドライブインシアターでのDCもかわいくて仕方ありません。
そして、ドリフ並みのコテコテ三段オチもあったりして思わず笑ってしまいました。

私の生まれる前の作品ですが、古さも感じず親近感すら覚えました。
ボブ・ブラナーの音楽もおしゃれで素敵。
ベタなサスペンススコアもあって楽しかったです。


DVDは出ていないらしいのですが、NHKは結構繰り返し同じ映画を流してくれるので
再放送される時はどうぞチェックを。
の~んびりしたい日に、猫のように寝転びながらどうぞ♪

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  • 試写会が当たり鼻血ブー!wずっと待ち続けた甲斐がありました(涙)

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